こんにちは、Sunrise Magazine ライターの田上です。
より多くの企業様に、優秀な外国籍エンジニアの実態を見ていただきたいという意味も込めまして、
就職・転職にアクティブな機電系の(機械・電気)外国籍求職者を閲覧し、気になる人材についてお問い合わせができるページを作成いたしましたので、
下記のリンクからご確認ください。
改めてですが、外国籍の機電系エンジニアを採用するメリットを下記させていただきます。
【メリット】
高い言語対応能力
準英語圏から来日しているエンジニアは英語力が軒並み高いため、海外とのやり取りをスムーズに行なえます。海外出張や海外駐在も厭わない傾向は日本人よりも強いです。
日本で本社の考えや技術を習得した後、現地法人のリーダーへ
日本で採用した「現地法人の国籍」である高度外国人人材を、将来の幹部候補として育成、将来的に現地マネージャーという採用です。実はタイ、インドネシア、ベトナムなどに進出している自動車関連メーカーを中心に非常に人気のある採用手法です。
中長期的な若手技術者採用を有利に
もはや日本人のエンジニアだけでは母数的に限界を迎えて来ており、自ずと外国籍エンジニアをターゲットとすることで、採用の幅が広がります。
とはいえ、機電系は全留学生の10%未満と少数のため、外国人をターゲットにすれば簡単に採用できるというものではありませんが、工夫と努力によっては継続的に採用できる仕組みを整えることが可能です。
実習生の管理役として
ベトナムなどから技能実習・特定技能を入れている企業にとっても、ベトナム人技術者を正社員雇用することは大変メリットがあります。技術者として働きながら、実習生の教育や、必要に応じた通訳などを行うことで、円滑に業務を進めることができます。
【日本語のレベルは?】
アクティブな求職者のリストには、全員ビジネスレベル (仕事上で問題なく日本語が使える)という人材だけを抽出しましたが、
補足しますと、日本語運用能力を測る指標として、日本語能力試験(JLPT)と呼ばれるものが年に2回開催されており、最難関のN1から、初級レベルのN5までランク付けしてあり。多くの外国籍の方は、留学、就職のためこの試験を受験します。
ただ、言えることは、読み書きメインの選択式の試験のため、実際のコミュニケーション力を測るツールではありません。
一般的にN2以上の級を取得していれば、ビジネスでの会話は問題ないとされていますがそれもあまり当てになりません。
中国韓国台湾など漢字圏の国ではN1が多く、東南アジアなど非漢字圏の方に関してはN2を取得すれば問題ない (N1を目指さない)、さらにはインドなど南アジアに関して言えばN3取ってれば就職転職に困らない(N2以上目指さない)という傾向にあります。さらにここ1年はコロナの影響で日本語能力試験自体が行われない・人数制限がかかっている様子で、ますます当てにならなくなっています。
ですので、日本語能力試験の級とセットで見るべきは、日本語能力試験をいつ取得して、それ以降どのような環境で日本語を継続的に利用しているか?というポイントです。そのような観点からリストをご覧いただけることで、大きく予想を外す可能性はなくなるかなと思われます。