こんにちは、江崎 慶一 アルベルトです。
引き続きコロナウイルスの強い影響がある昨今ですが、企業の人事部の皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
今回は「海外営業職」にフォーカスして記事、「海外営業職、高度外国人人材の採用のススメ!」をお伝えさせて頂きたく存じます。
通常、日本企業の商社や製造業では、中途採用として日本国籍でビジネス英語、海外営業経験、製品知識がある人材を採用して本社の海外営業部や海外拠点のマネージャー、ダイレクターとして送り込まれます。
しかしながら、現在、日本の企業でいや世界中で起きているクロス・ボーダーの流れより、昨今では日本企業が海外営業職に日本国籍以外の高度外国人人材を採用している例が見られます!
海外拠点と本社とのブリッジ役!
特に東南アジアに進出している日本企業に例では、外国人人材で英語、母国語、海外営業経験そして東南アジアの現地ビジネスに精通している人材を採用して、最初の約3年は日本本社の海外営業職で研修&本社とのパイプを強めて、その後、東南アジア各地の海外拠点にマネージャーとして、本社と現地ローカルスタッフとのブリッジとして派遣されるケースがあります。
ASEAN等の海外拠点のダイレクターや、マネージング・ダイレクターとしての赴任!
日本企業の東南アジアでの事業立ち上げやまた、東南アジアでのダイレクターやマネージング・ダイレクタークラスに、日本本社で採用された外国籍の海外営業職の人材が登用されるケースが、近年多くなり日本本社との太いパイプを利用して活躍されるケースもございます。
日本企業にとって高度外国人人材は、将来の幹部候補として扱われる!
日本企業が外国人人材を海外拠点での単なる「ローカル人材」として見ているのではなく、会社にとっての貴重な貴重な幹部候補生として高度外国人人材を採用しているのです。日本企業の社長が外国籍であるという企業が数多くなってきましたが、海外営業職でも同様の流れとなっております。
国内事業からASEAN等への海外展開、海外新規顧客の獲得!
日本語に加えて英語、母国語に堪能、かつASEANの現地市場をよく知る高度外国人材を採用すれば、従来の国内事業の海外展開や海外新規顧客・海外販路開拓を海外営業職として担えます。海外営業部に在籍となった外国人社員は多言語でのマニュアルや海外向けのHP作成等のほか、海外に出張し、現地での実演会を通じたマーケティング・商品開発・海外営業を担当させてことが出来ます。
海外営業活動を通じて外国人材目線でのフィードバックで新規商品開発につなげる!
日本人とは異なる新鮮な発想や視点を持つ高度外国人材が、海外営業を通じて日本本社の商品開発部と協力してのニーズに合わせた商品を提供することも可能です。
<注意点>
①日本の海外営業職では自動車免許は必須である!
日本企業での海外営業職の求人の場合、普通自動車免許(AT可)の場合がほとんどです。社用車を使って、客先に営業に行ったり、自社の製品を車で運んだり、海外からのお客を空港に迎えに行ったりと海外営業職では免許は必要不可欠です。日本在住の外国人人材で免許を持っている人は限られている為、注意が必要です。海外営業職の内定を得てから入社までに免許を取得するかまた、会社との相談で早期に免許を取得する等、対策必要アリです!
②人事評価、仕事内容を明確化にする!
日本とことなり海外、外国籍人材の中では、何でも社内のルール等を明確化することが必要となってきます。人事評価/給料、仕事内容も外国人に分かり易いように採用時に明確化することが必要となってきます。また、採用後もキャリアパスを明確化することで、外国人社員のモチベーションUPにもつながります。くれぐれも、”察してくれれば分かる”、”空気を読む”等は特に高感度外国人人材には伝わらないです。注意必要です!
以上、今回は海外営業職にフォーカスした内容でしたが、現在のコロナウイルスの状況下の中で積極的な攻めの採用をされる日本企業様にとっては、高度外国人人材を採用して海外営業職にアサインすることは、大きなメリットであると言えます!
最後に、以下、ASEAN各国の概況を纏めた表です。同じASEAN諸国でもそれぞれの国で、環境や採用背景が異なっております。
ASEAN高度人材の海外営業職をお探しの場合は弊社までご相談の程、お願い致します。
(弊社田上が作成)